読み物デビューに最適な1冊をご紹介します。初めての一人読みにもぴったり! 読書好きになる工夫が満載の幼年童話『まじょかもしれない?』。児童文学作家・服部千春さん待望の新作は、おばあちゃんとナナちゃんの心あたたまる物語です。
『まじょかもしれない?』
おばあちゃんとナナちゃんのおはなし
ナナちゃんは小学校1年生。おむかいの家で一人暮らしの元気なおばあちゃん、モモコさんと仲良しです。
前歯が2本ないモモコさんは、自分は300歳の「まじょ」だといいます。ほんとかな? と思いつつ、ナナちゃんは「ちょっとかっこいい」と思っています。 ナナちゃんは、モモコさんにきょうみしんしんなのです。
ある日、近所の「サイトーさん」が引っ越してしまい、黒い飼い犬が取り残されてしまいました。モモコさんは、黒い犬を家に入れて餌をやり始めますが……。
おばあちゃんとナナちゃんの、心あたたまるお話です。