子どもを持つといろんな機会に「かかりつけの小児科を持ちましょう」と進められることも多いと思います。病気のときだけでなく健診や予防接種なども、子どもの体質や既往歴などを熟知した小児科なら安心です。長いおつきあいとなる〝かかりつけの小児科〟の選び方をアドバイスします。
「かかりつけの小児科」のメリット
まず病院の規模からいうと、大きな総合病院ではなく、地域のクリニックをイメージしてもらうといいかと思います。 風邪などの受診、予防接種、健診など、子どもの健康に関すること全般を、同じ医師に継続的に診てもらえるのは大きなメリットです。 子どもの名前や顔から始まり、病歴や症状、成長の過程を見守ってもらえるのは、親としてはありがたいもの。 医師と子どもが顔見知りだと、リラックスして診察を受けたり、いつもと違う様子に気づいてもらえるのも安心です。 もしも緊急の処置や入院など、大きな病院での対応が必要になった場合にも、連携している適切な病院を紹介してもらえます。