23年ぶりのタッグに自信!
映画『月とキャベツ』(1996年)以来、23年ぶりのタッグとなる本作の撮影を振り返り、篠原監督は「去年の 5、6 月に撮影をしているので時間は経っていますけど、満を持してのこの秋に公開となるのでみなさん、お楽しみください」とコメント。
主演そして主題歌を担当した山崎さんは「自分の芝居を見ながら音を作るという恐ろしいことをしました(笑) 客観的に自分の芝居を見る時間が多くて、プロの役者ではないので大丈夫かなと不安になりましたが、それでもミュージシャンとして映画の最後を自分の主題歌で締めくくることができたのは感無量です」と、本作への想いと感謝を述べていました。
「今回は、ミュージシャン役ではなく泥棒という役どころ。山崎さんの演技がうまくなって安心しました」という篠原監督のコメントに、山崎さんが一礼する場面では、会場は大きな拍手と笑いに包まれていました。
「篠原さんは巨匠の域にいる方ですし、私が初めての演技をした作品の監督ということもありまして絶大の信頼をしています。共演した北村君は若いのにしっかりしていて、引っ張っていってくれました。感謝しかないです」と語った山崎さんは「自分の人生の中で本当に大切な作品になりました。音楽も含めて経験が深まりましたのでこの作品は僕にとっての宝物です」と締めくくり、舞台挨拶は終了しました。