© 2019「影踏み」製作委員会

 

「64-ロクヨン-」「クライマーズ・ハイ」などで知られるミステリー界の巨匠・横山秀夫氏の「影踏み」(「祥伝社文庫」)。警察小説の旗手である横山作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の犯罪ミステリーが、ついに映画化!

 

監督に『花戦さ』の篠原哲雄氏、主演に山崎まさよしさんを迎え 11月8日(金)群馬県先行、11月15日(金)より全国公開となります。根強い人気を誇る映画『月とキャベツ』コンビが再びタッグを組むことでも注目を浴びている本作。10月5日(土)に完成披露試写会、そして主演・山崎まさよしさんによる「Quartet Special Concert」が開催され、名曲の数々を披露。会場に集まったファンを魅了していました。

 

CHANTO WEBでは、監督・篠原哲雄×原作・横山秀夫の“スペシャルインタビュー”も近日公開予定。乞うご期待です!

 

真実はいったいどこにあるのか


映画『影踏み』

 

© 2019「影踏み」製作委員会

 

山崎まさよしさん演じる竣工・真壁修一は、深夜に寝静まった民家を狙い現金を盗み出す忍び込みのプロ<ノビ師>。証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わせるしたたかさから、名前をもじって警察から“ノビカベ”と呼ばれるほどの凄腕の泥棒です。そんな凄腕&孤高の泥棒である真壁は、ある日忍び込んだ先で偶然事件に遭遇し、逮捕されてしまいます。

 

2年後、景気を終え出所した修一は、自分が逮捕されたこと、そしてあの日遭遇した事件に対し疑惑を抱えていました。「何故あの日の侵入がバレていたのか?」そして、「あの時侵入した家の寝室で夫を殺そうとしていた女(中村ゆり)の行方は?」

 

幼馴染みで恋仲の久子(尾野真千子)の制止を聞かず、修一は相棒であり弟の啓二(北村匠海)と共に事件の真相を求めて行動を開始。次第に事件と女の裏に潜むいくつもの影が浮かび上がり、事件の謎が解き明かされていくにつれ、修一自身が封印した 20 年前の悲劇もよみがえるのです。