「協調性」や「謙虚さ」がない部下に困惑!


誰に対しても正論を唱える部下には困ってしまいますよね。 実際に、手のかかる部下を持ったことがある人はどれほどいるのでしょうか? エン・ジャパン株式会社は、今年「上司と部下」に関するアンケート調査を実施。11286名を対象に、“これまでに困った部下を持ったことがあるかどうか”を質問しました。

 

結果を見ていくと、“困った部下を持ったことがある”と答えた人は58%。年代別では「20代(43%)」「30代(63%)」「40代以上(75%)」という回答率で、年代が上がるごとにマネジメント経験者も増えています。

 

同調査では、“どのような点で困った部下だと感じたのか”を質問。「言い訳が多い」が53%で最も多い中、「謙虚さがない(31%)」「協調性がない(30%)」「常に発言が否定的(23%)」などの回答もランクインしていました。相手を認める姿勢や、周囲に気を配った部下を求める上司は多いようです。

 

年齢や社歴が若いからといって、正しい提言を控える必要はないと思います。ただ、相手がその真意をきちんと受け取れるよう、部下に周囲への配慮やTPOを教えることは上司の務めかもしれませんね。

 

文/牧野聡子

参照/エン・ジャパン株式会社「『上司と部下』意識調査」https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/17710.html