iStock.com/Hakase_

外遊びやスポーツを活発にするようになった子どもに、ごくありふれたケガのひとつである「突き指」。ズキズキする辛い痛みや腫れを引き起こします。 軽く考えて病院へ行かず、市販の湿布薬や痛み止めで対処する方も多いでしょう。しかし適切な治療をしないと、思わぬ後遺症を残すことも。 特に子どもは指の骨や腱が未熟で脆弱なため、注意が必要です。今回は「突き指」の正しい対処法について詳しく解説します。

「突き指」ってどんなケガ?


「突き指」は、指先に強い力が加わったときに、指を伸ばすための腱にダメージが加わるケガ。 指をまっすぐに伸ばした状態のまま転んで突いたり、ボールが当たった時に起こりやすいケガです。 軽いダメージのみで済むこともありますが、腱の断裂や骨折、脱臼を伴うことも少なくありません。