くしゃみが出たり目が痒くなったりと、様々な症状を引き起こす花粉症。毎年花粉症シーズンを迎えると、街中はマスクを着けた人で溢れかえりますよね。そんな現状を打破してくれる救世主が誕生しました。
鳥取県が「スギ花粉が出ないスギ」の開発に成功!
今年10月に鳥取県林業試験場は、花粉が出ないスギ「無花粉スギ」の開発に成功したと発表。鳥取県の公式サイトによると今回開発した無花粉スギは、「成長が良い」「雪に強い」などの特徴を持ったスギと交配したものだそうです。 今後は苗木生産者へ無花粉スギの原種を配布して、増殖する体制を整えて特性を調査。令和6年度には苗木の供給開始が予定されています。
この発表を受けてネット上では、 「スギ花粉がなくなる未来がすぐそこまで来ていたとは…」 「鳥取県がそんな取り組みをしているなんて知らなかった。花粉症患者にとっては本当にありがたい研究成果だ」 「毎年花粉症に悩まされてるから、一刻も早く無花粉スギを広めてほしい!」 「無花粉と雪に堪える強さを併せ持つのか。もしかして最強のスギが誕生してしまったのでは?」 といった声が。
また以前には富山県農林水産総合技術センターが無花粉スギの開発に成功。「立山 森の輝き」と名づけられたこの品種は、平成24年から本格的な普及が始まりました。スギ林の伐採跡地へ植栽されたりと、スギ花粉の減少へ向けて一役買っているようです。