病原菌の比率が最も高い場所は「シンク排水口」
家の中には野菜室以外にも衛生状態に気を配るべきポイントがあります。今年10月に花王株式会社が発表した「日本の住環境における菌の実態調査」では、「病原菌を多く含む腸内細菌科の家庭内分布」を調べました。その結果、腸内細菌科の比率が最も高いのは「シンク排水口」という結果に。
菌の数についてはキッチンスポンジやシンク排水口、蛇口つけ根といった場所に多いことが判明しています。その上キッチンやダイニングの菌数は、トイレ床の菌数と同等以上。家庭には思っていた以上に、あらゆる場所に菌が住みついているようです。
この結果にネット上からは、「家中がこんなに菌だらけだなんてヤバすぎる! 今すぐ徹底的に掃除しなきゃ」「外出したかどうかにかかわらず、食事前にはちゃんと手を洗おう…」「シンク排水口は見た目通りの菌数だけど、まさか蛇口のつけ根にまで菌がいるとは。隅々まで掃除したくなってきた」などのコメントが。
一見キレイに見える家の中にも、実は菌がたくさん存在しているようす。野菜室だけでなく、普段から家の隅々まで掃除しておいたほうがいいかもしれませんね。
文/河井奈津
参照/花王株式会社「日本の住環境における菌の実態調査」https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2019/20191003-002/