30代の転職は企業の子育てへの理解度がカギ


新卒で就職をしてから、一度も転職活動をしたことがないという人は、転職するうえで次のようなポイントに注意しましょう。

 

・自己分析+今のスキルと経験の再確認

20代の就職活動時と同じように、自分自身をしっかり見つめ直し、何をアピールするか考える必要があります。

 

 

 

もともとのポテンシャルにプラスして、現在の自分のスキルや経験を具体的に洗い出し、即戦力になれるアピールポイントを整理しましょう。


・業界研究&時期の見極め

何の準備もなしに転職活動を始めると失敗しがちです。社会経験があるから大丈夫だろうと高をくくらず、業界研究や応募書類作成、面接対策などしっかり準備しましょう。

 

 

 

企業が求めるスキルと自分の能力が合致したタイミングが転職の好機です。自分の売り時を見極めることが大切です。


・子育てへの理解度サーチ

子どもがいる場合、会社の子育てへの理解度も確認しておくことをおすすめします。

 

 

 

残業ありきで働いてもらいたいとおもっている会社もあります。ミスマッチ生まれないよう、子育てしながら働いている社員がいるのか、子育てに関する休暇制度はあるのか、など事前に調べておきましょう。

 

35歳を超えても転職はできるけれど…

 


これまでのキャリアを踏まえた上で自分が何を望むのかを冷静に分析し、来る時期に備えることが30代以降の転職活動における成功の大きなポイントです。

 

年齢に伴ったスキルや経験があれば、35歳転職限界説は怖くありません。転職活動が厳しいのは変わりませんが、年齢にとらわれすぎず自分の強みを武器に、前向きに取り組んでいきましょう。

 

文/佐藤仁美

参照/※1 厚生労働省 平成29年雇用動向調査結果の概要 転職入職者の状況https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/18-2/index.html

※2 転職・求人doda みんなは何歳で転職している?転職成功者の年齢調査(2019年上半期)
https://doda.jp/guide/age/