作家・ヒキタクニオの実体験をもとに書き上げた同名エッセイが原作の映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』のテーマは、一般的には馴染みの薄い“男の妊活”。体力的にも精神的にも、そして金銭的にも決して楽ではない妊活が、原作同様、ユーモア溢れるヒキタさんの語り口で描かれています。
妻の一言がきっかけで妊活の日々がスタート
映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』
松重豊演じる49歳の作家・ヒキタクニオは、北川景子演じる二回り近く年の離れた妻・サチと2人仲良く暮らしています。子どもは好きだけど、自分たちの子どもは作らないと決めていた2人ですが、ある日、サチが「ヒキタさんの子どもに会いたい」言うのです。その一言をきっかけに妊活がスタートするのですが、なかなか授からないヒキタ夫妻。
そこで、クリニックで調べてみると、不妊の原因はヒキタさんにあることが判明。ここから二人の本格的な“妊活”が始まるのです。