将来の年収に大きな差!


人によって金銭感覚は異なりますが、実際のズレ幅はどれくらいあるのでしょうか? SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は以前、20~29歳の男女1000名を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2017」を実施しました。

 

同調査ではまず「どこまで所持金が減ったら、手持ちが少なくて不安になるか?」と質問。最も多かったのは「2000円未満~1000円以上」の27.2%でした。一方で、「0円(10.2%)」と「1万円未満~5000円以上(14.0%)」がそれぞれ1割を上回る結果に。不安になる金額に“ズレ”が生じています。

 

また「仕事をリタイアする年齢までに貯蓄がいくらあれば安心できるか?」についてもリサーチ。「1万円~500万円以下(17.6%)」と「5000万円超~1億円以下(14.9%)」はほとんど同じ割合ですが、金額の差が大きく開いていました。

 

そこで“30歳になった時の年収はどのくらいになると想定しているか”をたずねたところ、全体の平均額は441万円と判明。11.1%の人が「800万円以上」と回答しているのに対して、「100万円未満」と答える人もほぼ同率の11.8%にのぼっています。

 

経済格差を感じる人は多いようですが、お互いに無理のないライフスタイルで友人とは長い付き合いをしていきたいですね。

 

文/古山翔

参照/SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「20代の金銭感覚についての意識調査2017」http://www.smbc-cf.com/bincan-station/antenna/08.html