スマートフォンには日々新しい機能が登場していますよね。最近注目を集めていたのは、110番通報の際にビデオ通話が行える機能でした。うまく説明できない非常事態でも、ビデオ通話なら状況が伝えやすいかも?

 

ビデオ通話で通報できる「Live110」


発表の直後、瞬く間に話題となったシステム「Live110」。同システムは110番の通報者が、警察にビデオ通話で現場の状況を伝えるというものです。

 

開発した株式会社ドーンが今年8月に発表した資料「映像通報システム『Live110(仮称)』の実証実験を兵庫県警察本部で開始」によると、利用イメージは警察が通報者にビデオ通話を依頼。通報者は映像中継用のウェブサイトにアクセスし、警察とのビデオ通話を開始するとのこと。

 

また同システムを利用するためには、特別なアプリのダウンロードは不要。110番通報の機会が少ない一般市民でも、簡単な操作で利用できるよう配慮されています。現在は実用化に向けて兵庫県警と実証実験を行ったりと、着々と準備が進んでいるよう。

 

ビデオ通話で通報するシステムに対し、ネット上では 「非常事態だと焦って説明できなくなる。これならカメラで現状を映すだけだし便利!」 「実際に通報したとき『ビデオ通話ができれば…』と思ってた。より現場を警察に把握してもらうためには、映像を見てもらうのが1番かも」 「あおり運転の通報にも役立ちそう。同乗者にあおり運転の様子を映してもらえれば、ドライブレコーダーを見せるより手っ取り早い」 といった声が寄せられていました。