【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:テンちゃん
家事分担や育児について、何かと夫婦喧嘩に発展する事、多くないですか?また、何年たっても、夫の行動がちょっとわからないなんてことありませんか?
うちは、家事分担や育児が原因で、喧嘩に発展しないまでも、家の空気が悪くなったりしていました。また、夫のこだわりが理解できなかったりもしました。そんな男女の違いからくる問題と解決法が、この本、150カ国以上で50言語に翻訳されたベストセラー『ベストパートナーになるために。男は火星からやってきた。女は金星からやってきた』、に書かれています。今回は、「男性はほっておいた方がいい時がある生き物」と言うテーマにしぼって書きたいと思います。
女は聞いて欲しいだけなのに、男は解決したがる生き物
女はただ話を聞いて欲しいだけなのに、男は調停屋のように、すぐに解決策を提案すると、最近巷でよく言われていますが、それを初めて提唱したのが、この本の作者ジョン・グレイ博士でした。女は、話をすることで心の平安を取り戻したり、ストレス解消する生き物。それなのに男性に話すと
「それは◯◯した方がいいよ!」
と解決法を示されたり、
「そんなことで悩んでるの?」
と笑われたり、女性はただ話を聞いて欲しいだけなのに、解決法や結論を出してしまう男性にイライラ。
この解決策としては、まず女性は話をする前に「ただ聞いてほしいだけなの。あなたに聞いてもらうだけで安心するから。結論はいいから、今いいかな?」と解決策を求めていないことを男性に明確にすることと言われています。
男性はほっておいてもらう事でリラックスできる
一般的に、女性は悩みやストレスをおしゃべりや人とのつながりで解消するのに対して、男性は「ほっておいてもらう」ことで解消するとのこと。「穴にこもる」とこの本では書かれていますが、要するに
・新聞や本を読んでいる
・テレビやニュース、スポーツを見ている
・ゲームをしている
・趣味をしている
男性がこのどれかの最中の時には、女性は邪魔をするべきでないのだそうです。男性は自分一人でじっくり考えて、悩みやストレスを解消する生き物らしく、上記のように何かに集中している状態の男性に対して、落ち込んでいるんじゃないかしら?と妙に勘ぐって 妻「どうしたの?何かあったの?」夫「いや、何もないよ。大丈夫」妻「何かあったの?私に話してみて」夫「何もないよ。大丈夫だと言ってるだろ」 なんて事になるのは、一番ダメなのだそうですよ!
男性は女性と違う生き物なので、男性の問題は、おしゃべりでは解決しないそうです。夫をほっといてあげるのが一番と分かったら、その間、妻は、趣味のことをしたり、読書をしたり、お友達とおしゃべりをしたり、映画を見たり、お買い物したり、自分を幸せにすることをすることが推奨されています。そうすることで、男性は自分の問題解決に集中することができ、穴からでてくる時間を短縮することができます。そして穴からでた男性はほっておいてくれたあなたに感謝し、あなたを大切にしたい思いが湧き上がってくるのでだそうです。
いかがでしたか?私は、結婚前にこの本を読んでいました。末っ子なので、どんなときでも相手の注意を引きたい性分なのですが、夫がスポーツ番組を見ているときなどは、グッとこらえました。そのおかげもあって夫もストレスを解消できているみたいです。男と女は違うから、惹かれ合うし、分かり合えないこともあります。そういう時は、この本を手に取ってみるのもいいかもしれません。