胃痛の原因となる3つの要素
ひと言で胃痛と言っても理由は様々です。代表的な胃痛の原因3つを紹介しましょう。
「食生活」が原因の胃痛
通常、食べものが胃に入ると胃酸が分泌されます。
脂っこいものや消化しづらいものは、消化するために胃酸が多く分泌され、胃の粘膜を傷つけてしまうことが。
和食を中心としたバランスのよい食事であれば、過剰な胃酸が出ることはないと考えられます。
「ストレス」が原因の胃痛
みぞおちの痛みがあるときには、ストレスが強いケースが考えられます。
強いストレスは自律神経の乱れにつながり、胃酸の分泌が多くなります。
睡眠をしっかりとって、疲れをとることを意識してみてください。
リラックスはストレスの軽減につながり、胃酸の分泌を抑えてくれます。
「ピロリ菌」が原因の胃痛
「ピロリ菌」は胃の粘膜を覆う粘液に住み込むことで、粘膜を傷つけ胃痛を起こします。
罹患率は成人の20代で20%程度、50代以上は80%以上といわれています。
ピロリ菌に感染すると、胃がんのリスクは5倍に跳ね上がるというデータも。
胃痛が続くときには、ピロリ菌感染の検査を受けることをおすすめします。