目標3:一緒に食べたい人がいる子どもになる
家族や仲間と食事をとることで、安心感や信頼感を深めていくことが重要
ご自宅での食事中の会話や雰囲気は、どんな感じですか? テレビやスマホを見ながらではなく、会話を楽しみながら食事をし、子どもに起こった一日の出来事に耳を傾けてあげてください。 どんなことを考えて、なにを思ったのか。問題が起こったときには一緒に解決策を見つけてあげましょう。 家族という小さなコミュニティで親交を深めておけば、ほかの人との食事も楽しめる子どもになれるはずです。
目標4:食事づくりや準備に関わる子どもになる
子どもの周りに食事づくりにまつわる魅力的な活動を増やし、ときには家族や仲間のために作ったり、準備したりして、満足感や達成感を得る経験も必要
いまや日本には食べ物が溢れていて、コンビニにいけば安くておいしいものもたくさんあります。 でもやっぱり母親が作った手料理がおいしいのは、食べさせたい相手を想って作られたからかもしれません。 その体験を、お子さんにもさせてあげてください。それによって大切な誰かが喜べば、大きな成功体験として心に刻まれます。 「私がやったほうが早い」と思ってしまう気持ちはグッと我慢。できる部分を分担してもらうだけでもOKです。 お手伝いができる年齢になったら、ぜひ食事づくりを手伝ってもらってください。
目標5:食生活や健康に主体的に関わる子どもになる
絵本や遊びを通じて、食べ物や身体のことを話題にする経験を増やし、思春期には自分の身体や健康を大切にする態度を身に着ける
幼児期に食べ物の絵本に触れたことで、好き嫌いが克服できた子どもも多いもの。 思春期には正しい栄養学の知識を取り入れるすることで、無理なダイエットや過食などにつながる恐れが減ります。 食べ物の役割を楽しく身につけられることが理想的ですね。