地方と都会の「キャッシュレス」比較
全国の対象店舗が発表される一方で、「田舎だからキャッシュレスがまだ普及してない気がする」「私の周りではみんなまだ現金を使ってるけど…」など不安の声も。しかし株式会社ジャパンネット銀行が今月行った調査では、意外な結果を見ることができます。
同調査では、まず居住地域別で「普段の買い物や食事でキャッシュレス決済を行うか」を質問。東京、大阪、名古屋の周辺地域(都会)では「よくある」が55.2%、「たまにある」が28.2%の回答を集めました。その他の地域(地方)に住む人にも同じ質問をしたところ、「よくある」は49.2%で、「たまにある」が30.2%という結果に。都会と地方では、キャッシュレス決済の機会はそれほど変わらないようです。
ちなみに、「チャージをしたものの使用していないスマホ決済サービス」が「ある」と答えた人は19.1%。平均の「休眠残高」が1208円にのぼることも判明しています。
ポイント還元の波もうけて、まだまだ広がっていきそうなキャッシュレス決済。新たなサービスを検討するのもいいですが、眠っている残高がないかもぜひ確認してみてください。
文/河井奈津
参照/経済産業省 CASHLESS https://cashless.go.jp/consumer/