レジャー費も節約しやすい!


地方では、選択肢の幅があまり広くないレジャースポットも、都会に出れば状況は変わります。人が多く集まるエリアには、企業や自治体もレジャースポットを用意しやすいと言えるでしょう。 良い意味で、レジャースポット同士の競争が起き、非常にお手頃な価格で一日たっぷりと楽しめるような施設も少なくありません。

 

また無料で開催されるイベントの数が多いという特徴も。お休みごとに違ったお出かけけスポットを選ぶこともできますし、飽きずに長く楽しむことができるでしょう。

 

レジャースポットまでの距離が近いということは、交通費の節約にもつながるということです。また「自宅でお昼ごはんを食べてから、近所の遊び場にふらっと出かけてみる」なんて楽しみ方もしやすくなります。こうした意味でも、レジャー費の節約につながりやすいと考えられるでしょう。

 

家賃や食費は高めに…


次は、都会暮らしで節約生活を考える上で、デメリットになりやすい点を挙げていきます。都会暮らしでもっとも負担になりやすいのが、ずばり住居費です。

 

賃貸物件の家賃は、都会で利便性の高いエリアほど高額になります。駅から離れていたり、交通の便が悪かったりする場合には、そこそこ手ごろとなりますが、この場合、交通費による節約効果を実感しづらくなってしまうでしょう。 土地付きの一戸建てやマンションを購入する場合でも、地方と都会ではその費用が非常に大きく変わってきます。主に土地の価格差によって生まれるものではありますが、地方と都会で住宅購入費用を比較した場合、数倍程度の差がつくケースも多いものです。

 

交通費やレジャー費において、年間で数万円~数十万円の差がついたとしても、住居費で数千万円もの費用の差が出てしまうと、それを埋めるのは簡単ではありません。都会で暮らし、なおかつ節約生活を実践しようとすれば、住居についてはある程度の妥協も必要となるでしょう。

 

また、地方に比べると全体的に物価が高い傾向にあるので、どうしても削れんない食費などが高くなることも考えられます。生活に直結する費なのでしかたがないとはいえ、