長期の旅行や出張の際、大きなスーツケースを持って新幹線に乗る人は少なくありません。今までは大荷物であっても自由に持ち込むことができましたが、来年の5月からは「予約制」になることが発表されました。
予約なしの「特大荷物」には手数料が発生!?
同制度を設定した背景には、来年開催される東京五輪・パラ五輪の存在が。大荷物を持った乗客の増加を見込み、事前予約制で荷物の置き場所を確保できるようにしています。
JR東海によると、事前予約の対象になる荷物は「3辺の合計が160センチ以上」のもの。予約した荷物は従来通り無料で持ち込めますが、予約をしていない場合は手数料として1000円を支払わなければいけません。
来年の5月から始まる“特大荷物予約制度”は、東海道・山陽新幹線と九州新幹線の3路線で適用される予定。これまで自由に荷物を置けていた“最後部座席後方のスペース”は、「特大荷物スペースつき座席」を予約した人しか使えなくなるそうです。ちなみに3辺の合計が251センチを超える荷物は元々持ち込みが禁止されているため、乗車の際にはサイズを間違えないよう確認を行ってくださいね。