夫婦間の産後ギャップは“愛情比率”が影響する?


では具体的にどのような「夫婦間のギャップ」があるのか見ていきましょう。インターネット上で様々な調査を行う株式会社マクロミルは、以前「夫婦間コミュニケーションに関する調査」を実施。

 

同調査では“妻が夫に求めることは?”という質問を通して、夫婦間のギャップを明らかにしています。まず夫に「妻が自分に求めていると思うこと」を聞くと、約半数の人があげたのは「妻の話をもっと聞くこと」でした。一方で妻に“夫へ求めていること”をたずねたところ、「子どもともっと遊んでほしい」という回答が31.0%。29.3%の人は「帰宅時間を早めて欲しい」と答えました。

 

また「配偶者と子どもへの愛情比率」についてもリサーチ。女性の75.3%は“配偶者より子どもに愛情を注いでいる”と回答しています。夫の場合では“配偶者と子どもに注ぐ愛情の比率は同じ”という人が46.1%と、半数近くを占めました。愛情のかけ方が違うのも、ギャップが生まれる一因なのかもしれません。

 

出産してから夫や育児のギャップを感じることは少なくないよう。どのようなギャップを感じても、なんとか乗り越えていきたいものですね。

 

文/河井奈津