■子どもに指摘されて力が抜けた(春紀さん/38歳/看護師)
娘が1年生になったときでしたね。「情報収集の場にもなるし、ママ友づき合いは必要」と思ってがんばってやってきました。お互いの家を行き来してお茶会をしたり、ランチに行ったりしました。でも本来私は、そういったおつき合いが苦手…ママ友と会った日は、決まって疲れ果てていました。 そんな私を見て、娘が言ったんです。「ママ、お疲れさま! 嫌だと思う相手でもつき合わなきゃいけないことだってあるよ。ママたちも『ちっちゃな社会』で、大変だねー! でも、そんなにがんばらなくてもいいんじゃない?」と。 でも、これってどこかで聞いた…と思ったら、私が娘に言っている言葉でした。「学校は小さな社会で、毎日大変だね!」と、子どもを労っていたんです。まさか、逆になるとは(笑)。子どもに教えられてハッとして、その後のママ友づき合いは力を抜けましたよ。