■同じ小学校に行く子のママにアプローチ(純子さん/39歳/会社員)
子どもの幼稚園卒園まで残り1年となったころ。「誰が同じ小学校に上がるか」というのが最大の関心事で、とにかく必死にリサーチしましたね。5人ほどわかったので、そのなかから気の合いそうなママを見つけ、話しかけてお友だちになりました。 休みの日は一緒に郊外まで遊びに行ったり、とにかく仲良くなるのに必死でしたね。当時の私は、小学校に上がるときに友だちがいなかったら、娘が困るだろうとしか考えてなかったんですよね。娘のために、楽しいふりをしていたんです。 そしていざ小学校に入学してみると、そんな心配は無用だったことがわかりました。みんな友だち関係は真っ白な状態から始まり、知り合いがいない状態で入ってくる子もたくさんいました。実際、娘が仲良くなったのも、幼稚園の友だちではなかったのです。 「子どものため」とママ友づき合いをしてきましたが、結果、不要だったようです。子どもは自分自身で人間関係を築いていきますし、なにも困っていなかったようです(笑)。完全に、気の回しすぎでしたね。