気が合わないと感じているママ友でも「子どもの友だちづきあいがうまくいくなら…」と、遊びに行ったりランチ会に行ったり。気に染まないおつき合いをするのも「ママ友づき合い」には必要なのでしょうか。「そんなストレスフルな気苦労は不要だった」というママたちにお話を聞きました。
■子どもの友だち関係は変化する(香織さん/37歳/医療事務)
娘が保育園の年中だったころの話です。ママ友づき合いが多い保育園だったので、私も輪を乱すまいと、みんなと足並みそろえることに一生懸命だった時期がありました。 休みの日も、娘の仲良しのお友だちママと子連れでお出掛けしたり、お互いの家に行き来したりしたり。そうやっておつき合いをしていかないと、私も娘も浮いてしまうのではないか…という気持ちがあったからです。 しかも一番しんどかったのは、ママ友たちとそんなに気が合わなかったこと。嫌いではないんですけど、わざわざ休みの日まで会うほどでは…でも、すべては娘のため。我慢我慢! そう自分に言い聞かせていました。 ところが年長になりクラスが別になると、娘はすぐに別の子と仲良くなり、それまで仲良かった友だちとまったく遊ばなくなったのです。環境が変われば、友だち関係もこんなに変わるなんて。ママ友づき合いに、そこまで必死にならなくても良かったのかな、と思います。