衣替えの季節ですね。私は、夏物を取り出して見て、「これはもうときめかないなあ」と思ったら、ドンドン近所のリサイクルショップに持って行ってました。(こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」に影響を受けています) でも!いっぱいに詰まった紙袋2つで300円とか切ないときもよくあって…。「ヤフオク」などには出せないような、着古したものも引き取ってくれるのはありがたいのですが、有名アパレル、ビー○スでこの春に買った新作のバッグが、一ヶ月使っただけなのに100円だと、本当にガッカリします。

 

今話題の「フリル」を使ってみた!


そこで今までは、こういう時に「ヤフオク」を使っていましたが、今回、今話題の「フリル」というアプリを使ってみました。競合アプリでは「メルカリ」が有名ですが、「メルカリ」は手数料が取られるのに対し、「フリル」は手数料無料なのが決め手となりました。

20170619-1

出品したのはこちらのbabyGAPの子供服。

 

「フリル」や「メルカリ」は、写真を載せて、説明文などを書き込むと、最後に、「このぐらいの価格でうれています」と、オススメの出品価格が提示されます。

20170619-2

このように、売れやすい価格は表示されます(緑色の部分)

 

その価格を参考に出品できるので値付けに失敗することが少なくて安心。私は、初めてなので、その提示された価格で出品してみました。 「babyGAP 2、3回着用した白襟ワンピース美品1200円です。

値引き交渉は大変!


するとどうでしょう。「700円でお引き取り願えませんか?」とメッセージが来ました。「ヤフオク」のひたすら価格がつりあがるシステムに慣れていたので、これには戸惑いました。 1200円と言っても、かんたんフリルパック(フリルがオススメする送料出品者負担のシステム)利用で実質売り上げは1000円・・・。700円に値下げしたら、送料を引いて売り上げは500円です。それでもリサイクルショップの倍額ですが、値引き交渉ってあまりいい気はしないもの。100円だけお値下げして、1100円にし、700円のご提示は、丁寧にお断りしました。 すると、「いいね」がつくものの、なかなか落札者は現れません。 「800円にしてもらえませんか?」とまたお値引き希望者が現れました。 そこでだんだん「フリル」のシステムが分かってきました。いいねをすると、その商品を値下げした時に、いいねをした人に値下げの通知がいく設定にできるのです。皆さん、それを待っているんですね!どんどん日数ばかり経つので、私も、1000円、900円と値を下げていくことに。あと100円下げたら、以前値下げのお願いメッセージを下さった方の希望価格800円になってしまう…。そうなったらやはり、その方に優先的に売ってあげるべきなのでしょう。

 

こういう場合や、入金まで時間がかかる購入者のために「フリル」では、「おとりおき」と商品に書く出品者もいます。「フリル」のシステムではなく、あくまでも、個人的に発生したシステムです。 私は、初めての出品だし、今回はそこまで親切にしなくてもいいかな?と思って、でも800円希望の方とのやりとりに、「○時に800円にお値下げしますよ」とだけ書き込みました。結果、800円に値下げ希望とメッセージ下さった方が購入されました。

 

送料と発送法について


「ヤフオク」は、買った人が送料を負担するのは珍しくないこと。でも「メルカリ」と「フリル」では、売った人が送料負担するのが一般的なようです。 ここで注意が必要。 たとえ200円で送りたくても、丁寧にビニールで包んでから封筒に入れると、厚みが増してしまいます。2.5cmを越えると送料が530円に上がるため、できるだけコンパクトに梱包しないと実益が減ってしまうのです。そこで発送時は、A4サイズの封筒に商品をそのまま入れるかたちにしました。

効率よく売り上げるには?


さてさて、今回「フリル」では、子供服が送料を抜いて600円の売り上げになりました。他にも、パタゴニアのTシャツが400円、、ef-deというメーカーのチュールスカートが1400円、アディダスの新品速乾Tシャツが200円で売れました。ただしアディダスの速乾Tシャツは、200円にしてもなかなか売れず、焦ったりイライラして精神的にキツかったです。 これだけ売ってみて、「フリル」で提示されるオススメの価格設定は、どうやら、値下げ交渉前提の価格らしいことが分ってきました。最初の設定価格のまま売れたものはほんのひとにぎり。

20170619-3

値引き交渉なしに3200円即決で売れたパラスパレスのスカート。安すぎたのでしょうか?

20170619-4

シミがついたワンピース、こちらも即決で1500円で売れました。「メルカリ」や「フリル」など、フリマは最初の値段をつけるのが難しいです。

 

「ヤフオク」「メルカリ」は手数料がネック


いろいろ試してみた結果、やっぱり値が上がる方が楽しいと「ヤフオク」にパンプスを出品。2万500円で落札されて、“やった!”と思ったもつかの間、ビックリすることが・・・ヤフオクも手数料がかかるのでした。(8.64〜10%) ちなみにメルカリも10%の手数料がかかります。1万8000円で売れても、1800円も手数料を取られるのは正直、ツラいです。 ちなみに「フリル」は手数料0! 売れたら送料をひく全額が収入になります。

「フリル」「メルカリ」「ヤフオク」比較まとめ


1)「ヤフオク」と「メルカリ」は、手数料が売上金の10%ほどかかる。「フリル」は手数料は無料。 2)「メルカリ」は「フリル」より利用者が多いのでレスポンスが早く、早く売れることが多い。 3)提示される金額より、実際売れるのは値下げした金額になることが多い。 4)「メルカリ」、「フリル」などのフリマアプリはすぐに売れるイメージがありますが、設定価格が適当でないと、値下げ交渉などに時間と手間を取られる(三日以上かかることも…)。サッサと決めたいタイプの方は、オークション形式で値上げしていく「ヤフオク」の方が楽しいかもしれません。 5)「メルカリ」、「フリル」は売った側が送料を負担するのが一般的。送料負担したくない人は「ヤフオク」の方が向いています。

 

今回、私は「フリル」や「メルカリ」を利用することでリサイクルショップより10倍?もっと?高い値段でリユースに出す事が出来ました。とっても満足です。

 

CHANTOママライター/テンちゃん