子どもから大人まで幅広く人気な国民的漫画『名探偵コナン』(小学館)。7月26日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、“名探偵コナンの秘密”が特集されました。ネット上では「コナンの魅力が改めてわかった気がする!」と話題になっています。
『名探偵コナン』の担当編集者が明かす
“青山剛昌先生のこだわり”とは
同番組には『名探偵コナン』の担当編集者・安達佑斗さんが出演。作者である“青山剛昌先生のこだわり”を教えてくれました。
まず取り上げられたのは、“読者を惹きつける漫画の見せ方”。安達さんによれば、物語の中で重要なシーンは“開いたページの右上”に描くそうです。例えば「トリックの種明かし」や「キスシーン」などの盛り上がる場面は、必ずページの右上に。『コナン』を読む時は、ぜひ“右上”に注目しながら読んでみてください。
読者を楽しませる“ちょっとした工夫”は漫画の背表紙にも。背表紙には巻によって色々なコナンが描かれていますが、実は1つひとつを繋げるとパラパラ漫画になっています。「長期連載になる」と感じた青山先生は、そのタイミングからパラパラ漫画を背表紙に採用。ちなみに50~96巻まで描かれているコナンは、「虫取り網でゲットしたリンゴを誰かに奪われる」「急に落とし穴から落下」「顔面にサッカーボールが直撃する」と悲惨な状況です。