子どもが小学校に入学すると、向き合うことになるPTA。本来は「入りたい人」が入って活動する「任意加入の組織団体」ですが、一部の学校や地域では義務のようになっているという現実も事実。辞められると聞くけど、実際にどうやって退会や入会拒否をするの? 子どもへの影響は? ママたちの体験を聞きました。
■「退会届」を持って校長先生のもとへ(明日香さん/34歳/介護士)
子どもが公立小学校に入学、気がつけばPTAに入会していました。その時点で年会費が発生しますし、本部役員や委員に選ばれる可能性も生じます。フルタイム勤務の私にとって、できれば避けたい道でしたが、仕方ないことだと思っていたんです。 しかし別の学校のママ友と話していたある日、彼女がPTA会員を辞めたことを知りました。そもそも「PTAを辞められる」ということすら知らなかった私にとっては、衝撃的な話。彼女が辞めた方法を詳しく聞き、その通り実践することに。 「PTA退会届」を校長先生に提出し「PTAを辞めたい」と申し出る…これだけです。軽い引き止めはありましたが「そもそも加入意志はなかった」と説明しました。ちなみに私の場合、辞めた後の子どもへの不利などはいっさいありませんよ。