なんとか内定を勝ち取り、やっと迎えた初出社の日。なんと実際に働いてみると、労働条件や仕事内容が事前に提示されていたものと違っていてた…実はこれ、意外とよくある話なんです。ママたちが実際にどう対応したのかをご紹介。労働者が泣き寝入りしなくてすむ方法です。
■即座に退職を決めました(美奈さん/32歳/事務員)
これは以前、私が「2日間だけ」勤めた会社での話です。当時、育児と両立できる仕事を探し、複数の会社に応募していました。なかなか条件にあう会社が見つからないなか、1社だけ、私の条件をすべて飲んでくれる会社に出会ったんです。 「週末休みで残業はいっさいなし。あったとしても家庭優先で帰っていい」という夢のような労働条件。採用通知が出たと同時に入社を決めました。しかし実際に初出社の日を迎えると、私の夢ははかなく散ることに。 残業がないという話だったので、定時に帰る準備を始めていると「残業してもらわないと困るから」と上司に言われました。それはなかば強制で「あなたに断る権利はない」と匂わすような発言でした。しかたなく、その日は旦那に子どものお迎えを頼んで、2時間の残業をして帰宅しました。 翌日もまた同じようなことを言われ「これでは継続することは不可能だ」と判断し、即座に退職を告げました。「これだから女は…」みたいな小言を言われましたが、無視して帰宅。本当に最悪な会社でした。