みなさんは、「名もなき家事」という言葉を知っていますか?名もなき家事とは、料理、洗濯、掃除などの「名前」は付いていないけれど、誰かがやっている家事のことを言います。 名もなき家事は言葉にできない分、その大変さは当事者でないと分かりません。「自分だけいつもバタバタしてる」と思うなら、一度名もなき家事について家族で話し合ってみませんか?


<名もなき家事とは?>

名もなき家事とは、掃除、洗濯などといった、誰もがその作業やかかる時間を思い浮かべられる家事とは違い、やっている人以外は家事だと認識していない家事のことです。 例えば、トイレ掃除は定期的に誰かがしなければならないことは知っているけれど、トイレットペーパーがなくなった時、新しいものと交換し、芯をゴミ箱に捨てるという作業は、やっていない人にとってみれば、いつそんなことが行われているのか、それにどれくらい時間がかかっているのかなんて想像もつかない、まさに「存在しない家事」なのです。 この「名もなき家事」、1つ1つはたいした時間がかからなくても、積み上がるとメインの家事(名のある家事)をおびやかすくらいの労力が必要になります。 このことを分かっていない人が多いんですよね。特に家事を妻(夫)に任せきりの人に。