ペットがもたらす子どもの好影響
衛生面を考えて子どもから動物を離したがる人も多いと思いますが、動物がもたらすものは何も悪影響ばかりではありません。
「ペットとの共生推進協議会」が発行した小冊子「笑顔あふれるペットとの幸せな暮らし。」では、ペット飼育の優れた効果と効用を紹介。「子どもの心と体に、ペットは好影響を与えます」と書かれた見出しには、ペットがもたらす様々な子どもへの好影響が掲載されています。
同書によると、ペット飼育には「子どもの情操教育に繋がる」「人の痛み(気持ち)がわかる」「正しい生命感、人生観を育む」「忍耐力がつく」「穏やかな気持ちにさせる」「不登校が減る」といったメリットが。さらにはペットがもたらすリラックス効果や癒しの効果によって、子どもの「向学心」や「集中力」の向上が認められたという研究調査も報告されているようです。
子どもの衛生面を危惧される一方で、子育てに良い影響をもたらすペットたち。子どもが小さいうちは何かと心配してしまいがちですが、イメージにとらわれない判断ができるといいですね。
文/長谷部ひとみ