■タブレット学習によるデメリットは?

さまざまなメリットのあるタブレット学習ですが、デメリットもあります。一番はメリットである時間の自由度がそのままデメリットとなってしまうことです。 自分で時間をコントロールできるということは、逆に勉強をしないということを選択することもできるということになります。小さなお子さんであれば、保護者の方と一緒に楽しむながらタブレットを使いますが、ある程度の年齢になると、自分でということになります。 また、タブレットの場合、インターネットに接続するということもあり、勉強以外のさまざまな情報の入手が可能になります。学習以外のことに興味を惹かれてしまうということもないわけではありません。興味が他にいってしまうと勉強どころではなくなってしまうことも考えられるのです。 タブレットに関しては、結局のところ、本人のやる気次第ということになってしまいます。タブレットに限らず、自己学習のためのツールの場合、どうして本人のやる気が必要となってしまうのです。 タブレット学習の場合、小さなお子さんでも飽きさせたいためのさまざまな工夫がされているのですが、お子さんによっては向かないといった場合もあるのです。 また、万人向けに効率化されているということもあり、お子さんによっては、学習内容をうまく理解できないといった場合もあります。学習方法に関してはひとそれぞれといった面もあるので、サービスを提供している業者選びが大切ということになります。 塾のように個別学習をサポートしている業者もあるので、そういった業者を選ぶということも考える必要がありそうです。 他にもタブレットの導入によって、本体、通信費といった費用が学習費以外にもかかってしまいます。費用の比較をする場合は、月額の費用に換算して比較する必要があります。


■まとめ

時間の有効活用という点ではかなり便利なタブレット学習ですが、どうしても本人のやる気というのが重要になってきます。やる気のあるお子さんにはかなり有効な学習手段となるので、塾に通うことを考えている場合は、タブレット学習も考えてみてください。 現在はいろいろな業者がこのサービスを行っているので、できること、できないことをしっかりと比較して、業者を選びましょう。