■壊れる前に追い詰めることをやめよう!。
お母さんが子供に求めるものは何でしょうか?病気をせずすくすくと元気に育つことや、良い学校に入り良い会社に就職して欲しい等、様々あると思います。誰でも多かれ少なかれ、子供に求めるものがありますが、完璧主義のお母さんが子供に求めるものは、一言で言えば「いい子」。出来ることが当たり前で、辛口評価になってしまってはいないでしょうか。完璧を求めるにあたり、自分に厳しい分、子供にも完璧を求めてしまいがちです。ですが、完璧を求められた子供は、「できなければ叱られてしまう」「いい子にしていたらお母さんが笑ってくれる」そういう経験が積み重なり、大人の顔色をうかがって、その子が大人になった時も完璧を求めてしまう傾向が強いようです。 「子供が完璧主義になって何がいけないの?」と思われるかもしれませんが、それはうつ病を発症する可能性が高いことを示しているからです。 完璧主義の人の特徴の一つに、人に頼ることが出来ない。甘えることが出来ない人が多いです。頼ることが出来ず、自分一人で頑張らなければと思い、何事にも全力で頑張りすぎて、疲れてイライラしてしまいます。それが切っ掛けとなり、子供の心だけではなく、お母さん自身の心まで追い詰めてしまうことになります。そうならない為にも、先ずは身近な人に頼ってみることから始めてみませんか?
■家庭に必要なのは大好きなお母さんの笑顔!
完璧でなければ落ち着かない。そんなお母さんは、ご飯も手作りで、掃除も洗濯も丁寧にして、家族とくつろげる家にと日々頑張っています。ですが、子供が本当に求めるものは何でしょうか?手作りのご飯でも、綺麗な家でもありません。何よりも一番嬉しいのは、大好きなお母さんの笑顔です。 あれもこれもと頑張りすぎて、一番大切な笑顔を忘れていませんか?子供は完璧なお母さんより、うっかりお母さんの方が、自分がしっかりしなければと成長するのです。「たまにはいいか」と家事を手抜きして、ゆっくり自分の時間を作ってみましょう。そして、子供は所有物ではなく、一個人なんだと認め、自分の望みや理想を押し付けずに、子供の去年より成長したところ、昨日より成長したところを見るようにしてはいかがでしょうか。小さな成長でも、出来なかったことが出来るようになった喜びを子供と一緒に分かち合いましょう。