例文:クラウドファンディングで資金を集めました。 「クロージング」は、ビジネスでは取引や契約の成立という意味でよく使われる言葉です。 例文:今日中にはクロージングしよう。 「コミット」は、英語のcommitmentの略語で、責任の伴う約束や目標に対して積極的に関わり責任を持って引き受ける意思を表している用語でCMでもおなじみになりました。 例文:結果にコミットしてください。 「コンプライアンス」は企業などで近年よく叫ばれている言葉で、法令順守という意味になります。法律だけではなく社内規則なども含まれていて、これをしっかりと守っていることで企業のイメージも上がり信用度が増します。 例文:わが社はコンプライアンスを第一に考えている。 「サマリー」とは、ものごとの内容のまとめ、概要、要約といった意味のビジネス用語です。長い文章やデータなどをまとめて集約する時に使います。 例文:こちらの資料のサマリーを周知してください。 「シナジー」とはシナジー効果などの言葉で使われることが多く、互いに影響を及ぼしている相乗効果の意味があります。 例文:シナジー効果で大きな成果を出しましょう。 「セグメント」は、英語では断片や一部分という意味ですので、ビジネスシーンでは、ある分野において特定の基準をもとにして細分化されたり分割された個々の要素のことを言います。市場や顧客の分析を行う際に使われたりします。 例文:顧客の年齢を利用頻度ごとにセグメントして考えましょう。 「タスク」コンピューターの作業における1つの単位であるタスクは、ビジネスシーンになると、果たすべき作業という意味になり、自分が行うべき仕事や作業という意味で使われます。したがって、タスク管理とは業務の管理のことを指しています。 例文:このタスクが終われば一段落します。 「フィードバック」とは、業務内の行動などの評価結果を、行動した人や会社に対して伝えることで、それによってモチベーションを上げさせたり能力向上や改善させるために行われます。 例文:フィードバックされた内容を吟味する。 「プライオリティ」は、優先順位や優先権という意味があり、ものごとの緊急性や重要性を軸にして考えていくものです。業務をする時に何が大切で何に重きを置いて考え行動するかということを指しています。 例文:この案件はプライオリティ高めです。

 


■知らないカタカナビジネス用語に出会ったら

このようにあらゆるビジネスシーンで使われることが多いカタカナビジネス用語は、英語が語源で意味通りの言葉もあれば、造語のような言葉もあります。ここに記載したのはごく一部に過ぎず、まだまだ非常に多くのカタカナビジネス用語が存在しています。 もしも知らないビジネス用語に初めて出会った時には、速やかに調べて適切な対応を取れるように心がけておきましょう。