【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】
ライター名:外山ちえ子
『クルーズ』と言うと、一般的に「価格が高そう」「長期休みがないと無理」「プロポーズの最終兵器」等、手に届かないレジャーというイメージを抱く方が大半ではないでしょうか?ところが、東京湾のレストランシップ“シンフォニー”を運営する「シーライン東京」主催の「大航海クルーズ」というお手軽プランを発見! 一日で船旅の醍醐味が満喫できる東京湾~横須賀港を往復する6時間のプランを、保育園年長児を含む家族3人で体験してきました。
出発セレモニーから気分は最高!
日の出ふ頭の乗船所でチェックインして、乗船時間まで待つことしばらく。乗船場所の近くにクルーの制服を着られるコーナーがあったので、さっそく船長服を着た息子の記念写真をパチリ。また、待合室にはご案内ロボットのペッパー君がいたので、ペッパー君ともお話してみました。ペッパー君お疲れなのか?いまいち反応が遅かった…。
いよいよ乗船、12:00ジャストに出航です。出航セレモニーでは、銅鑼を鳴らします。今回は、一般乗客の代表の方が鳴らして、出航となりました。(その後、希望者も銅鑼を鳴らす体験ができました。)
出航からランチまで30分空きがあるので、この間は外景ウォッチングです。やはり乗客のほとんどが、この時間帯はデッキにて過ごしていました。フリードリンクが提供されるので、ワイン片手に過ごす人もちらほら。
お昼は優雅にコースランチ
12:30からコースランチが始まります。今回のメニューは、大航海時代をイメージしたという多国籍メニューでした。
前菜はタパス ピンチョスの山海の幸 盛り合わせ
スープは旬の魚介と野菜のスープ仕立て カタプラーナリゾット添え
メインは、イベリコ豚のパネグリエ ソースマデラッシュ、スパイシーな豆の煮込みと温野菜パンまたはライスもつきます。
デザートはパティシエ特製デザート
ドリンクは、ワインが飲み放題。食後にはコーヒー・紅茶がつきます。
料理長自らメニューの解説によると、ポルトガル、スペイン、インドネシアのエッセンスを取り入れているのだそう。どれも、とってもおいしかったです!
ちなみに、幼児の場合はお子様ランチが用意されます。それでも、「クロワッサンサンド」「コーンスープ」「メインディッシュ」「デザート」という豪華なお子様ランチでした…。
そのころの外景のひとコマ。風の塔は海上から間近で見るとこんな感じです。
船内アクティビティも充実
ランチ終了後はフリータイムなので、船内アクティビティに参加。(無料で参加できます)
まずは、息子と一緒にアイシングクッキー作りに挑戦! 三枚のクッキーにアイシングやアラザンで好きなようにデコレーションできます。アイシングクッキー作りの後は、私だけコーヒーセミナーにも参加。希少なブルーマウンテンのコーヒーを試飲することができました。
私がコーヒーセミナー参加中、主人と息子はクルーの方にロープ結びを教わっていたようです。
船からの眺望は壮観!
移動中の外景は、川崎~横須賀付近の海上が、貨物船を間近に見られるベストスポット。色々な国籍の貨物船を見ることができました!男の子にはたまらなく魅力的な光景ではないでしょうか?
16:20頃には、ダイニングで特製カレーがふるまわれます。その最中に、謎のバルーンアーティストが登場したり…
17:00からはデッキでサンセットライブも開催されました。
着岸近くの時間になると、羽田~日の出ふ頭までの外景が楽しくなります。羽田へ離発着する飛行機が、船上ならではのアングルで見られるし、東京ベイブリッジの下部を見られるのは船上からのみ可能なので必見!往路で通った海路も、復路では夕景に変わりつつあるので、また昼間とは違って新鮮でした。
また、船内には売店もあり、ここでしか買えないシンフォニーグッズやお菓子なども販売されています。
1日めいっぱい満喫して帰港!
18:00に日の出ふ頭に着岸して、大航海クルーズは終了。6時間という短時間の乗船でしたが、しっかり船旅の醍醐味を満喫できて、家族全員大満足の体験でした!
私自身クルーズ初体験でしたが、クルーズの良いところは「疲れない=幼児からお年寄りまで全世代のファミリーで楽しめる」「圧倒的な非日常体験なのでリフレッシュ効果大」という部分ではないかと思います。
気になる今回のプラン価格は、大人1名\12,000、幼児1名\6,000(小学生以上は\9,600)と、比較的お得感のある価格設定でした。
今回のこのプランを主催した「シーライン東京」によると、大航海クルーズは3年ぶりの開催にもかかわらず大好評だったため、今年秋にも同様のロングクルーズプランの催行を予定しているそうです。仕事と家事に忙しく、非日常体験でリフレッシュされたい方は、ぜひ一度、このクルーズ体験をしてみてはいかがでしょう?