食費の節約になる!と、近年注目を集めているのが「賞味期限切れ食品」です。賞味期限切れ食品ばかりを集め、激安価格で販売するショップも人気が高まっていますよね。 とはいえ、「賞味期限切れ食品って本当に大丈夫なの?」「いったいどこで購入すれば良いの?」など、気になる点も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、話題の賞味期限切れ食品について、気になる点をまとめます。

 

■賞味期限と消費期限

賞味期限切れ食品を取り入れよう!と思った際に、まず気になるのが、その安全性についてです。いくら価格が安くても、家族に安心して食べさせられないものはちょっと……と思う気持ち、よくわかります。 賞味期限切れ食品の安全性について理解するために必要なのは、「賞味期限」と「消費期限」、二つの期限について正しく把握することです。 農林水産省によると、消費期限とは、適切に保管されていた場合、記載されている「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のことを指します。つまり消費期限は、「期限切れの場合は食べない方が良い」とも言えます。 消費期限が設定されている食品としては、以下のようなものが挙げられます。 ・お弁当


・サンドイッチ


・ケーキ


・生めん どれも傷みやすいもので、食べる際には注意が必要なものばかりです。 一方で賞味期限は、適切に保管されていた場合、記載されている「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことを指しています。賞味期限が過ぎてしまったからといって、すぐに食べ物が傷んでしまうわけではありません。 多少品質が劣ってしまったり、風味が落ちてしまったりすることはあるものの、「食べられない」というわけではないのですね。 賞味期限が設定されている食品の例は、以下のとおりです。 ・スナック菓子


・カップ麺


・缶詰


・チーズ 消費期限が設定されている食品と比較すると、腐りにくく長持ちする食品が多いことがわかります。