マイホームを持つことは、多くのご夫婦の目標であり、大きな夢。そのためにコツコツ貯金したり、計画を練ったりしていることと思います。ところがなかには、勢いと楽観的な見通しで超高級物件を購入し、生活が「詰んでしまった」ご夫婦も…「買わなきゃよかった」と後悔しきりの告白です。

 

 

■管理費の存在をうっかりしていた(華絵さん/28/パート)

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1億円を超えるマンションを、無理して購入したことを後悔しています。大手貿易会社に勤める旦那の年収は1500万円ほどで、当時の私の年収は300万円ほどだったので、ふたりで合わせて年収は1800万円ありました。

もちろんふたりでコツコツ貯めた貯金もあったので、息子を妊娠したタイミングでマンション購入を検討。頭金を約2000万円入れ、9000万円のローンを組んで、いま住んでいる〝億ション〟を購入したんです。

月々の支払いは30万円ほど。当時の私たちからしたら、問題ない金額でした。しかし「子どもが生まれる」ということを甘く見すぎていました。子育てのため私は仕事ができなくなり、復帰してもフルタイムは難しく、パートタイムで収入は激減。

とはいえ私の収入が減っても、旦那の収入は月々手取りで60万円ほど。30万円支払っても余裕があると思っていました。しかし恥ずかしながら、高級マンションには「管理費」という大きな出費があることを、計算に入れていなかったんです。

私たちが住んでいるマンションの管理費は年間100万ちょっと、月で割ると約9万円。そこに食費や生活費、子どもの養育費用を合わせると、ローン以外に最低でも月25万円はかかるんです!

なんとか年2回の旦那のボーナスで補てんしながら食いつないでいる状況ですが、生活はカツカツの状態が続いています。それに貯金がない生活って、ほんとうに不安でストレスなんですよね。