食品を長持ちさせるために、冷蔵庫に保管することは欠かせません。けれども、ついつい何でも冷蔵庫に入れ過ぎて、どこに何があるか分からなくなってしまうことがよくあります。 そこで、節約にもつながる冷蔵庫の収納方法について探ってみることにしましょう。

 

◆冷蔵庫収納によるトラブル

まずは、冷蔵庫の収納が上手くできていないことでどんなトラブルが起こってしまうか確認しておきましょう。 ●食品・食材の無駄が増える 冷蔵庫の収納が上手くできていないことによって、食品・食材の無駄が増えてしまいます。 どこにどんな食品や食材があるか分からないことで、賞味期限が切れてしまったことに気づかないまま保管していて、廃棄処分することになってしまうこともあります。また、同じものを買って来てしまって愕然としてしまうこともあるでしょう。 ●冷蔵庫の詰め込み過ぎは要注意 冷蔵庫に詰め込み過ぎると庫内の温度が上昇してしまいます。その結果、食品や食材が傷みやすくなってしまいますので、注意が必要です。 また、庫内の温度上昇に伴って、庫内の温度を下げるために電力が消費されることになります。ちなみに、冷蔵庫に食品や食材を入れる量は70%を目途にしておくことで、庫内全体に冷たい空気が行きわたり、理想的な温度で保管することが可能になり、消費電力も抑えられます。 ●冷蔵庫の開扉時間が長くなって消費電力アップ 冷蔵庫内が整理されていないことによって、冷蔵庫内から食品や食材を取り出すのに探す手間がプラスされて余分な時間がかかってしまうようになります。