結婚してしばらく経つと、会話時間が減る家庭も多いよう。会話不足を解消したくても、「どんなことを話せばいいのかわからない」と悩む声が少なくありません。以前放送された『クローズアップ現代+』(NHK)では、“夫婦の会話を解消する秘訣”が特集されました。
夫婦の会話で大切なことは「共感」!
最新の研究で明らかになったのは、会話中に共感が生まれた時に夫婦の脳波形が同じタイミングで変わること。東北大学加齢医学研究所の川島隆太先生は、「心と心がつながっている時には、お互いの脳の活動が同じように上がったり下がったりする」とコメントしています。
それでは、どのような会話をすれば夫婦は共感できるのでしょうか。番組内では、6組の夫婦を対象に会話中の脳波形を計測。実験結果によれば、最も頻繁に共鳴した会話の内容は「相手に直してほしいこと」でした。
パートナーに改善してほしい箇所を指摘すると、共鳴の回数が増加する模様。最後に川島先生は、「多少ぎくしゃくするかもしれない話題でも、きちんと話をすることがコミュニケーションをよりよくしていくための大きな一歩になる」とまとめていました。
同番組を見ていた人からは、「直してほしいことって中々言いにくいけど、勇気を出して伝えてみよう」「久しく夫との会話で共感していなかったので、かなり参考になりました」といった反響の声が上がっています。