7月3日放送の『ガッテン!』(NHK)では、“最新の焼き肉術”を特集。ワンランク上の味に変化させる焼き方や、ニオイを抑える方法が紹介されました。それでは、焼き肉をより楽しむテクニックを見ていきましょう。

 

肉の旨味をアップさせる「引きずり焼き」


焼き肉を行う際の悩みといえば“ニオイ”や“油はね”。カーテンや壁などにニオイが付着するだけでなく、飛び散った油でベタつきが発生してしまいます。ニオイやベタつきの原因は、脂を加熱した時に発生する「オイルミスト」。番組では、オイルミストを抑える方法が紹介されました。

 

オイルミストが発生するのは、脂を220度以上で加熱した時です。一般的なホットプレートは250度に設定されるので、オイルミストが起こりやすい状況に。そこで、ホットプレートを利用する際は温度を200度にキープするようにしましょう。

 

しかし200度で加熱した場合、肉に火が通りきらない可能性もあります。対策として紹介されたのが、「引きずり焼き」という方法。ホットプレートに肉を乗せると、置いた場所の温度が一時的に下がってしまいます。常に温度が高い場所に肉を移動させるために、ホットプレート上を左右に動かすのが「引きずり焼き」のコツ。「ジュー」という肉の焼ける音が聞こえたら、良い温度で焼けている証拠ですよ。