■「あとでやる」(瑞穂さん/35歳/美容師)
旦那の口癖は「あとでやる」。でも、忘れっぽい旦那には「あとでやる」の「あと」が永遠にやってきません。「あとで捨てる」と言ったまま寝室の窓辺に並べた空のペットボトルは、すでに1週間が経過しました。 靴下はいつもあちこち脱ぎっぱなし。懸賞のハガキを投函しておいてくれるよう頼んでも「あとで送るわ」と言ったきり、期限がとっくに切れたままで放置されていることだって、何度もあります。いつものように、旦那が「あとで…」と言いかけたときのこと。 「あなたの『あとでやる』は、『いまから忘れる』と同じ意味だから、いますぐやって!」と伝えたのです。旦那自身にも思いあたるところがあったようで、渋々ながらもすぐに行動しました。 それ以降「あとで…」と言いかけるたびに、「忘れる宣言?」「いつごろできそうなの?」と返していると、口癖は徐々に消失。口癖が消えただけでなく「すぐにやる」ようにもなってくれて助かりました。