日本には古くから、「家事や子育ては女性の仕事」とする風潮がありました。男女が共働きで家計を支えるようになった今、「家事も夫婦協力して」という風潮が強まってきているものの……「我が家はまだまだ!」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、女性ばかりが仕事・家事・育児の全てを担うのは不可能なこと。夫の協力はマストだと言えるでしょう。 では、家事や子育てに協力的ではない夫をその気にさせるためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか。妻として、夫を上手く育てるためのコツを紹介します。


■「能力がある」ことは褒めて伸ばそう!

現代のパパ世代の中には、「家事や子育てが全くできない」という人は少ないでしょう。幼少期から家庭科の授業で習いますし、パパママ教室などに参加する方も増えてきています。得意・不得意があるのは当たり前ですが、「家事や子育てに関する基本的な能力を有しているにも関わらず、何らかの理由によりやっていない」というケースが少なくありません。 このようなケースで効果が期待できるのが、「褒めて伸ばす」という方法です。偶然でもなんでも、パパがやってくれたことがあるなら、どんどん褒めてみてください。 夫にとって妻から認められることは、非常に嬉しいことで、自尊心も満たされるもの。「そんなに言うなら、じゃあまたやってみようかなぁ」なんて意識を、育てることにもつながります。 ママの心に余裕がないときには、つい忘れてしまいがちなポイントですが、見逃さずに誉めることが、将来の自分を楽にするための秘訣となります。