「わが子には唯一無二の名前をつけてあげたい」と願う親の気持ちは、よ〜くわかります。他の子とカブることなく、かわいくて最高の…と考えるうち、いわゆる〝キラキラネーム〟をつけてしまったママたち。そんなママたちに聞いてみると「実際には後悔することも多い」と言う声も。今回は、思い詰めて「改名」まで考えているママたちのお話を紹介します。
■キラキラネームの認識がなかった(早苗さん/30歳/販売員)
私は娘に「一番好きなフルーツ」の名前をつけました。カタカナではなく漢字表記、しかも当て字ではなく一般的な表記にしたので、そこまで珍しいとは思っていませんでした。 いわゆる〝キラキラネーム〟といえば、アニメのキャラクターとか、メルヘンっぽい名前とか、お姫様すぎる名前とか、明らかに読めない漢字とかだったので、「それにくらべたら、うちなんて普通」という認識でした。 でも、保育園の入園式で娘の名前が呼ばれたときだけ、他の保護者たちが一斉にザワついたんです。同じクラスには、似たような響きの子どももいたのに…なんでうちだけ!?
慌てて全園児の名前を玄関の靴箱で確認してみたら、意外と「珍しい名前」が少ないことに気づきました。呼ばれただけで周囲がザワつく名前を与えてしまったことに、いまさらながら後悔しています。