共働き家庭も増えてきていますが、そうはいっても、「何らかの理由により、夫の給料が無くなったり減ったりするのは困る!」という方も多いのではないでしょうか。 将来について、ネガティブなことはできるだけ考えたくはないもの。しかし将来困らないように備えておくことは、非常に重要なポイントとなります。 夫の入院・減収などに備える保険や貯蓄の考え方について紹介します。

■万が一のときのために備える保険

夫が入院することになり、一時的にでも働けなくなったとしたら、減収は避けられないでしょう。家計の状況によっては、あっという間に火の車になってしまうことも考えられます。 こうした場面に備えるために用意されているのが、各種保険です。 ・死亡保険


・医療保険


・がん保険 いざというときのために備える保険には、非常にさまざまな種類が存在しています。テレビコマーシャルを見かけない日はない!と言っても、過言ではないでしょう。 夫が死亡した場合に保険金を受け取れるのが、死亡保険です。死亡保険にもいくつかの種類があり、保証される期間を「○歳まで」など、期間を区切って設定した定期保険、保証される期間に限度がない終身保険、そして残された家族の生活を安定させるための収入保障保険などがあります。 死亡保険は、保証期間が長く、そして受け取る保険金額が高額なほど、保険料も高くなっていきます。「将来の備えのため」とはいえ、現在の生活が苦しくなるほどの保険料に設定するのはオススメできません。 夫の死亡よりも、より現実的でリスクが高いのは、夫の入院による収入減です。このような場面に対応できるのが医療保険やがん保険となっています。 夫が入院した場合、事前の契約内容に従って、保険金を受け取ることができます。入院費の足しにすることもできますし、夫の収入が減少した分、苦しくなってしまった家計へと回すことも可能です。