■コツ2「食事にメリハリをつける」

日本で提供されている旅行プランは、宿泊費と食事代がセットになっているケースも多いものです。たとえば「1泊2食付きで18,000円~」などのプランが、こちらに当てはまります。1泊分の宿泊費用と、夕食代、翌日の朝食代がセットになっていて、「宿で提供される食事が、旅行中の楽しみ!」という方も多いのかもしれませんね。 とはいえ旅行期間が長くなる場合には、「毎日毎日食べきれないほどの御馳走が並ぶ」ということにもなりかねません。毎食のように贅沢な食事を楽しめるのは嬉しいことですが、「正直そこまでではなくても……」と思ってしまうケースも多いのかもしれませんね。 実はこの食事についても、旅費の節約につなげやすいポイントの一つです。ぜひメリハリのある食事プランを検討してみてください。 たとえば夕食をメインに考えるのであれば、朝食は「持参したおにぎりをお部屋で食べる」というスタイルにしても良いでしょう。満足度を大きく下げることなく、旅行費用の節約につなげられます。 特に朝食については、幼い子どもがいると「自分たちのペースで食べられた方が嬉しい」というケースもあるでしょう。また近隣のカフェなどで、モーニングを楽しむのも良いかもしれませんね。 宿泊と食事を別々に捉えて、それぞれについて、自分たちにとって魅力的なプランを検討してみてください。旅行の楽しみ方も、さらに広がることでしょう。

■コツ3「宿泊先を広い視野で探してみる」

旅費の節約をしたい!と思ったときには、宿泊先の確保で工夫するのもオススメです。国内旅行の場合、ホテルや温泉旅館などが一般的ですが、近年さまざまなタイプの宿泊施設が登場し、人気を集めています。 たとえば民泊は、ホテルや旅館よりもリーズナブルに宿泊できる施設も少なくありません。昔ながらの民宿で、懐かしい雰囲気を味わってみるのも良いでしょう。またキャンプ場などでは、コテージの一棟貸に対応しているところもあります。ミニキッチンやお風呂などもついて、非常にリーズナブルな価格で宿泊できる可能性もあります。 このほか、車中泊を企画してみるのも良いですし、車にテントを積み込んで出かけてみるのも良いかもしれません。また子どもがある程度大きくなったら、夜間バスで宿泊と移動を兼ねてしまう方法もあります。