貯金や投資は、高度な金銭教育の一つ


お小遣い制が軌道に乗って、子ども自身も「お金のやりくりに慣れてきた」と感じられるようになったら、一歩先へと進んだマネー教育へと取り組んでみるのもオススメです。

 

世の中には、「自分で仕事をしてお金を稼ぐ」以外にも、「稼いだお金を投資に回す」「住宅を購入するためにローンを組む」「銀行にお金を預けて利息を受け取る」など、さまざまなお金との付き合い方が存在しています。

 

私たち親の世代は、「何も教わらないまま大人になり、大人になってから戸惑い学習する」というケースも少なくありません。しかし重大な失敗を避けるためには、これらについても、基本的知識を身につけておいた方が良いでしょう。

 

実際に銀行口座を開いてみるのも良いですし、「ママ銀行」を開設し、定期預金や外貨預金の仕組みを教えるのもオススメです。お小遣いの使い方だけではなく、貯め方や増やし方についても、必要な知識を身につけていけます。

 

まとめ


お小遣いを通じた子どもの金銭教育は、家庭内の身近なところからスタートできます。「お小遣いを渡し、子どもに自由に買い物させてみる」だけでも、子どもにとっては学ぶべき点も多いはずです。 大切なのは、お金の意味や使い方について、考える機会を増やすということ。お小遣いというツールも、ぜひ上手に使いこなしてみてください。