「お互いの呼び方で愛情がわかる」と言われるほど、夫婦の間の「呼び名」は大事なもの。新婚当初はラブラブで名前を呼び合っていたのに、いつしか「ねえ」「おい」と呼び名すらなくなってしまったら…夫婦関係もひんやりです。さんざん愚痴っていたママ友が、ポロリと漏らした「ラブすぎるキラキラ呼び名」。驚きつつもほほえましく思ったママたちのお話です。

 

 

■「白馬の王子様」の愚痴(凛々子さん/31/派遣)

Handsome business man wearing golden crown as a king or prince with serious expression on face. Simple and natural looking at the camera.
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旦那への不満が爆発しそうになると、私を呼び出して愚痴を吐き出すママ友がいます。ママ友と旦那の愚痴大会で盛り上がるのは、まぁ一種の主婦のたしなみというもの。私も適当に旦那の悪口を言いながらストレス発散していたんです。 しかしある日、いつものように愚痴をまくし立てる彼女。ポロリと「それで昨日、プリンスがさ~」と言ったあと、(しまった!)という表情で、急に黙りこくってしまいました。さっきまでの騒がしさが嘘のような沈黙。 「え。もしかして、旦那さんのことプリンスって呼んでるの!?」からかうように言うと、彼女は恥ずかしそうにコックリうなづきました。なんでもつき合っているときからのあだ名だそうで、「白馬の王子様」が由来とのこと。 「なぁんだ~! いろいろ愚痴ってるけど、ホントは大好きなんじゃ〜ん!」。顔を真っ赤にしながらうつむく彼女の姿は、さながら「恥ずかしがり屋のプリンセス」でした(笑)。