たとえ仲のいいママ友同士でも、お互いの「すっぴん」を見る機会はなかなかないもの。思いがけない形でママ友の「すっぴん」に遭遇し、衝撃を受けたというママたちの珍事件をうかがいました。自宅にいる機会が多いいまの時期…あなたも思わぬ油断をしていること、ありませんか?
「まどかちゃん、ママは?!」(奈美さん/33歳/飲食店)
いつも家の近くに、スエット+マスク姿の同年代くらいの暗い雰囲気の女性がいます。特にあいさつをすることもなく、彼女も私のことを避けているような気がしていたので関わることはありませんでした。 しかしある日彼女が、仲のいいママ友の娘・まどかちゃんと手を繋いで歩いているのを目撃したんです。(まさか誘拐!?)慌てた私が「まどかちゃん!」と呼ぶと「あ、奈美さんだ~!」と嬉しそうに駆け寄ってきます。特に脅されている様子もありません。 「ママは?」と聞く私に、「え? あそこにいるよ!」と言いながら指さしたのは…少し離れたところにいる例の彼女。その言葉を聞いてフリーズする私…というのもまどかちゃんママは、園のママ友のなかでもナンバーワンの美女のはずなんですが…。 観念したかのようにマスクを取りながら「奈美さん」と声をかけてきたその女の声は、まどかちゃんママの声! そう、私が敬遠していた彼女と憧れの美女ママは、なんと同一人物だったんです。あまりの衝撃に、そのあとの会話はよく覚えていません。