美魔女の〝魔法〟はスゴかった（真由子さん/30歳/パート）
超絶美人のママ友・Aさん。真ん丸で大きな目は、見ていると吸い込まれそうになるほど。30歳を超えても衰えない美貌から、ついたあだ名は「美魔女」。昔から、目が小さいことがコンプレックスの私にとって、Aさんは憧れの存在でした。 そんなある日、家を掃除していたら1枚のスカーフを発見したんです。先日家に遊びにきたAさんが忘れて行ったのでしょう、次の土曜日に届けることにしました。不在だったらポストにでも入れておこうと思って、特に連絡もせずに自宅へと向かったんです。 彼女の家のドアホンを押すと「はーい！」とAさんの声。しばらく待っていると、家から出てきたのは化粧途中の…Aさん!? 確かにAさんなのですが、目が…私よりはるかに小さいんです！ 「あ（しまった）!!」と驚いたような顔で私を見ていました。 「来るなら言ってよ～！」と真っ赤な顔のAさんにスカーフを渡し、見たものを反芻しながら家に帰りました。化粧であそこまで顔が変わるなんて…これはもう魔法。誰にも言えない秘密です。
