「時短ソフトクリーム」の作り方
他にも氷に関する裏技は数多くあり、『すイエんサー』(NHK)という番組では“ソフトクリームを20分で作る方法”が取り上げられていました。普通に作ると数時間かかってしまうソフトクリームですが、“レモン汁”と“塩”を使えば短い時間で作れるそうです。
作り方はまず大きなボウルに氷水を入れ、一回り小さなボウルを重ねて生クリームとレモン汁を冷やしながら撹拌。ツノが立つまで泡立てたら、別の容器に粉ゼラチン、砂糖、牛乳を入れてレンジで温めます。その後大きなボウルの中に氷と“塩”を入れ、小さいボウルを重ねたら泡立てた生クリームを投入。粉ゼラチン、砂糖、牛乳も混ぜて、絞り袋で渦巻き状に絞って完成です。
なぜこの方法で早く作れるのかというと、氷の持ってる“溶ける時にまわりの温度を下げる性質”を塩がパワーアップさせるため。氷水では0度より低くなりませんが、塩氷にすることで氷点下まで温度を下げることができます。ちなみに“レモン汁”を入れるのは、レモンの酸で泡が壊れにくくなり泡立ちが早くなるため。今年の夏は、自宅でソフトクリーム作りに挑戦してみても面白いかもしれません。