「Chromecast」はAndroidで快適に使える
「Chromecast」はGoogleが提供する専用デバイスです。HD画質に対応した「Chromecast」(4980円)と、4K画質対応の「Chromecast Ultra」(9720円)があります。
Apple TVとの大きな違いは、リモコンが付属しないこと。Chromecastはスマホで動画を再生して、その画面をテレビに映し出す仕組みです。Chromecastに対応したアプリの場合、再生画面に「cast」ボタンが表示されるので、そのボタンを押して接続する機器を選ぶという手順が必要となります。
スマホの画面右上に表示された「cast」ボタンをタップする。
Googleの製品なので、利用するにはGoogleアカウントが必要です。AndroidユーザーだけでなくiPhoneユーザーも使えますが、ブラウザや写真、動画などをテレビに移すには別途アプリが必要です。やはりiPhoneユーザーの場合は多少使い勝手が悪くなる印象です。
利用できる動画サービスは、YouTube、Netflix、Huluなど。残念ながらAmazonプライム・ビデオの視聴はできません。最新コンテンツは「Playストア」でレンタルや購入できます。
1万円以下で購入できるのは大きな強み。Amazonプライム・ビデオを使わない人であれば、Androidユーザーは買う価値のあるデバイスだと思います。また、スマートスピーカーの「Google Home」を使っていれば、音声での動画検索や操作が可能です。
タイトルを検索して再生したり、早送りや巻き戻しなどができる。