なぜかママ友から避けられている…こんな経験はありませんか? 一方的な嫉妬や逆恨み、勘違いの場合もありますが、もしかしたら原因は「あなたの問題行動」にあるかもしれません。大人同士のコミュニティであるママ友づきあいは、学生時代や気の合う友だちとのつきあいとは全く別物。そこには独自のルールがあるのです。実際に、自分の問題行動に気づいたママたちにお話を聞きました。

 

 

■ママ友づきあいは〝大人のコミュニティ〟(陽子さん/32/パート)

Happy female friends reading a text message outdoors
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自分では、誰とでも仲良くなれる性格だと思っていました。学生時代から友だちは多いし、転校が多かったのですが苦労はしませんでした。だから「ママ友づきあい」で苦労するなんて、思ってもいなかったんです。 娘が保育園に入ったとき、いち早くママ友を作ろうと、いろんなママたちに声を掛けました。気をつけたのは、距離を縮めるためできるだけ早めにタメ口に切り替えること、そしていち早く連絡先をゲットすることです。 しかし、結果は惨敗。保育園デビューして数が月が経っても、ママ友らしいママ友はできませんでした。それどころか園内で浮いた存在になり、みんなから避けられるようになってしまったんです。 (どうして、こんなことに?)と自分の行動を振り返って、反省をしてみたんです。すると、いいと思ってやっていた自分の「言動」が、ママ友づきあいの上では問題行動だったと気がつきました。 いち早くため口で話すのは「なれなれしい」、すぐに連絡先を聞くのは「非常識」と捉えられたに違いありません。ママ友づきあいは〝大人のコミュニティ〟、私のコミュニケーションは根本から間違っていたんです。 なんとかママたちの信用を取り戻そうと、いまはごくごく慎重にママ友づきあいを続けています。