■「叱らない子育て」が問題だった(蔡さん/27/受付)

Scolding
iStock.com/dardespot

親から穏やかに育てられた私は、自分の子どもに対してもあまり叱らず「褒めて伸ばす」を心がけていました。子どもを一方的に叱りつけるのではなく「なにが悪かったのかな?」と問いかけ、自分で考えて反省する習慣をつけたかったんです。 先日、息子が保育園のお友だちと喧嘩をしたときも、同様の対応をしました。お友だちのママが強く叱りつける横で、子どもに「どうしてお友だちを叩いちゃったのかな?」と諭す私…どうもこれが問題だったよう。 そのママ友にはそれ以来、避けられるようになりました。最初は理由が分かりませんでしたが、周りのママ友に話を聞いてやっと理解できたんです。同じように喧嘩をした者同士なのに、相手が叱られないままでは、自分の子どもに示しがつきませんよね。 そればかりか「子どものしつけができない甘い親」だと、思われてもいたのかもしれません。子どもへのしつけも、時と場合によっては臨機応変に使い分けることの重要性を知り、いい勉強になりました。